帽子屋kumi tsuyukiとその看板犬sylvie&emmaの生活

冥利。

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私が kumi tsuyuki をブランドとして立ち上げた頃からの、長いお付き合いだった
長崎のセレクトショップ「cinemonde」。
10年以上かな、15年くらい?
そのくらいの間、一緒に歩んで来た。


今年に入って店を閉めた。

夫婦で営んでいた、小さいけれど、すごく感度のいい、
セレクトショップで、大好きだった。
お客様を大切にするのもそうだけど、作家をすごく理解してくれた。
数少ない、「本物の魅力のあるセレクトショップ」のひとつだった。

店を閉める、、、、、、
事情はいろいろあるだろう。
それは私には計り知れない。
ただ、続けるよりも閉めることの方が、どれほど勇気と決意が必要かは、私にも
分かる。
本当にお店を大切にしていたから、「閉める」と決めるには、
どれほど苦しかっただろう、、、、、、、

そういうショップのマダムから、この企画のお話をもらったとき、
本当に嬉しかった。

帽子作家として、というよりも、モノをつくることを生業としている人間にとって、
こんなに嬉しいことってあるだろうか?
お店が閉まっても、私の帽子を好きでいてくれる人がたくさんいて、、、、、、
そしてマダムはそういうお客さんの思いに応えようと、
彼女にしてみれば、全くの新境地であるはずの企画展を考えてくれるなんて!

冥利。




帽子屋冥利に尽きる。



一度だけ、ショップに伺ったことがあって、その時会いに来てくれたお客さん方の
顔が、いっぱい思い浮かぶ。
あの顔、この顔、、、、、、

この展示の為に作りおろした帽子たちを、先日納品し終わったところでした。

そして今日。
こんなカードが私のもとに届きました。




私は、、、、、
帽子屋です。
これからもずっと帽子屋。
こういう素敵な人たちとの出会いがある限り、
ず〜っと帽子屋!





    cinemondeのマダム、ゆみさん。

    心からの感謝を送ります。
by kumi-oo | 2012-05-23 20:23 | Comments(0)